研究課題
若手研究
ヒト唾液腺細胞を用いて、GABAB受容体の発現を確認した。また、高血糖状態における唾液腺の細胞死の増減を確認する目的で、細胞を高グルコース、低グルコース環境で培養した結果、高グルコース状態の継続は細胞死を誘導することが示唆された。今後はGABAB受容体と細胞死マーカーの発現関連性について検討を行う。
細胞生物学
抑制性の神経伝達物質であるγ-アミノ酪酸(GABA)が唾液分泌に対してどのような働きをしているかについてはわかっていない。研究の結果、申請者は唾液腺にGABA B受容体が発現していることを見出した。しかし、唾液に対してどのような作用、修飾を行っているかについては今後の研究課題である。