研究課題
骨髄細胞は様々な細胞に分化するため、組織内でどの細胞が骨髄由来なのか判断することが困難である。そこで我々は、放射線照射により骨髄幹細胞を死滅させた野生型マウス(C57BL/6J)に、GFPトランスジェニックマウスより採取した骨髄細胞を移植することで、骨髄細胞のみGFP陽性のGFP陽性骨髄移植マウスを作製した。この手技により、組織内でBMDCがいかなる細胞に分化しようとも、免疫組織化学的手法により、目的細胞が骨髄由来であるか否かを判断することが可能となった。同マウスを実験に供することにより、前転移nicheにおけるBMDCの局在やプロファイルの検討が可能となる。本年度は、骨髄移植マウスを作成し、口腔扁平上皮癌細胞株を移植することで、リンパ節の転移nicheの検討を、通報に従い組織切片を作成して、免疫組織化学染色、蛍光免疫染色を用いて検討を行なった。
すべて 2021
すべて 雑誌論文 (5件) (うち査読あり 5件、 オープンアクセス 5件) 学会発表 (2件)
Biochimica et Biophysica Acta (BBA) - Molecular Basis of Disease
巻: 1867 ページ: 166236~166236
10.1016/j.bbadis.2021.166236
Materials
巻: 14 ページ: 3409~3409
10.3390/ma14123409
Cancers
巻: 13 ページ: 3491~3491
10.3390/cancers13143491
巻: 14 ページ: 137~137
10.3390/cancers14010137
巻: 14 ページ: 7225~7225
10.3390/ma14237225