研究課題/領域番号 |
18K17265
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研究機関 | 昭和大学 |
研究代表者 |
中脇 貴俊 昭和大学, 歯学部, 普通研究生 (90783522)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 候補遺伝子 / GHR / EDAR / CBCT / 下顎骨形態 |
研究実績の概要 |
昨年度、EDAR遺伝子多型rs3827760はセファロ解析の下顎骨の前後的位置(SNB)、下顎骨骨長(CD-GN)、CBCT画像の左右下顎頭間距離(RCD-LCD)と統計学的な関連が認められ、報告を行った。 本研究の短所として、CBCT画像の計測が非常に複雑であり、一検体における解析時間が挙げられる。そこで本年度は今後のサンプル数を増やすことを鑑みて、CBCT画像解析の自動計測に着手した。本計画は現在進行中であり、概ね完成の見込みが認められる。本計画が完成されると本研究ばかりでなく、今後のCBCT画像を用いた顎顔面形態の解析を行う研究において、大きな意義をもつものと考えられる。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
現在研究成果に関しては、CBCT画像の自動計測の開発を進めており、概ね順調に進展している。このまま順調に進展すれば、次年度より自動計測が可能になり、再度サンプルの計測、解析をすすめることができる。
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今後の研究の推進方策 |
さらなる候補遺伝子の選定を行い、三次元的な顎顔面形態との関連を探索する。 また本年度は、CBCT画像の自動計測を行うためプログラム開発を完成させ、顎顔面形態計測の精度の向上を図る。
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次年度使用額が生じた理由 |
本年度はCBCT画像の自動解析プログラムの開発準備を進めてきた。そのため本年度は使用金額を要さなかった。 次年度は自動解析プログラムの開発費用620000円が必要になる。 また次年度自動解析プログラムの完成に伴い、サンプル数を増やす必要があれば遺伝子解析キット(Oragene DNA self-collection kit)の購入がが必要になる。
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