研究課題
従来型やテレビ電話の認知行動療法と比較すると、治療者と患者の負担が少なく、治療効果が劣らない費用対効果の高いwebプラットフォームを利用した認知行動療法方形式に着目し、当該分野の最も進んでいる国の一つであるスウェーデンに渡り、日本語版の過食症に対する認知行動療法遠隔プログラムを開発した。まず、ICBTを開発後、福井大学医学部附属病院の倫理審査委員会の承認を得た上で、摂食障害患者と専門家にICBTの文化適応評価について調査した。神経性過食症患者を対象に開発したICBTが日本文化に非常によく適合していることを明らかにし、この開発過程の内容について英文誌に掲載された。次に、神経性過食症の女性13歳から65歳を対象に、ランダム化比較試験を計画し、福井大学医学系研究倫理審査委員会の承認を得て、UMIN臨床試験登録システム(UMIN-CTR)に登録した。なお、これらの研究計画をプロトコルペーパーとして英文誌に投稿した。今後、本臨床試験を継続して行い、神経性過食症に対するICBTの有用性・有効性の検証する。
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すべて 国際共同研究 (2件) 雑誌論文 (9件) (うち国際共著 2件、 査読あり 8件、 オープンアクセス 7件) 学会発表 (6件) 図書 (2件)
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