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2022 年度 研究成果報告書

過食症への遠隔認知行動療法の有効性及び費用対効果の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 18K17313
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58010:医療管理学および医療系社会学関連
研究機関福井大学 (2021-2022)
千葉大学 (2018-2020)

研究代表者

濱谷 沙世  福井大学, 子どものこころの発達研究センター, 特命助教 (30771414)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード神経性過食症 / 摂食障害 / 遠隔認知行動療法 / インターネット認知行動療法 / ICBT / 認知行動療法 / 遠隔医療
研究成果の概要

過食症の患者を対象に、遠隔での認知行動療法を開発し、その実用可能性と有効性を検証することを目的とした。まず、神経性過食症と過食性障害の計8名に対して、テレビ電話による認知行動療法を実施した結果、安全に実施可能で介入後には主要症状に改善が見られた。次に、文化差を考慮した日本人の過食症に対するインターネット認知行動療法プログラムを開発した。摂食障害患者と専門家の計12名に、このプログラムの文化適応評価について調査した結果、日本文化に非常によく適合していることを明らかにした。現在、このプログラムを用いた臨床試験を実施中である。今後も継続し、神経性過食症に対するICBTの有用性・有効性を検証する。

自由記述の分野

摂食障害

研究成果の学術的意義や社会的意義

テレビ電話の認知行動療法でも、過食症の方に十分に安全で改善効果が見込まれることが示された。また、開発したICBTプログラムが実用可能になることで、医療コストの削減や、いつでも、どこでも治療を受けられる遠隔の社会l基盤構築に貢献する。

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公開日: 2024-01-30  

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