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2022 年度 研究成果報告書

一般住民女性における血糖変動と認知機能および潜在性動脈硬化の関連

研究課題

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研究課題/領域番号 18K17379
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58030:衛生学および公衆衛生学分野関連:実験系を含まない
研究機関滋賀医科大学

研究代表者

宮澤 伊都子  滋賀医科大学, 医学部, 特任助教 (20649305)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード血糖変動
研究成果の概要

本研究は一般住民における血糖変動と認知機能および潜在性動脈硬化との関連を検討することを目的としたもので、滋賀県草津市から無作為に抽出された一般住民女性(60~85歳)を対象に侵襲性の低い持続血糖モニターを装着し、1週間の血糖変動データを取得した。検査は321人に実施し、有効なデータは307人で得られた。全血糖値の平均は65.9±16.9mg/dl、SDの平均は26.7±9.8mg/dlであった。全血糖データの92.1±13.2%が至適血糖範囲(70-180mg/dl)に含まれていた。血糖の日内変動の指標であるMAGEは平均が65.9±24.8mg/dlであった。

自由記述の分野

糖尿病

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究のような一般住民を対象とした大規模な疫学研究において、血糖変動を調査した報告は国内外において認めず、その実態を報告することに意義があるうえ、本コホートでの認知機能や動脈硬化の検査は国際的に標準化された方法で実施されており、血糖変動との関連を研究するにあたり、学術的にも価値が高い。
本研究の成果は血糖変動という新たな側面から糖尿病、認知症、動脈硬化性疾患に対する予防策を提言できる可能性がある。

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公開日: 2024-01-30  

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