研究課題/領域番号 |
18K17403
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研究機関 | 福岡大学 |
研究代表者 |
佐藤 敦 福岡大学, 医学部, 助教 (60816263)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 介入研究 / 野菜 / 血圧 |
研究実績の概要 |
2年目である令和元年度は、まず前年度に引き続き調査環境の確立を試みた。調査対象者を募集するフィールドについて、当研究室で実施する他の疫学研究参加者、また地域のパート従業員等を検討したが、担当者との協議の上見送ることとなった。現在、福岡大学病院の職員等からボランティアを募る方向で調整を進めている。 使用する野菜・果物については福岡市内の大手百貨店と提携し、調査開始時にすみやかに調達することが可能となっている。尿検査に用いる機材および血圧計についても業者との交渉を進めている段階である。 対象者数は100名を予定していたが、研究の遅れを考慮し、クロスオーバー方式で約50名を募集することとする。即ち、同一の対象者において介入期と非介入期の両方を設ける。 現在、新型肺炎の影響で調査を開始することが困難であるため、今後の情勢により開始時期を検討する。可能ならば7月には開始したいと考えている。一方で、新型肺炎の流行が長期化するようであれば、募集や対象者への説明をオンラインで行えないか検討し、できる限り次年度中に調査を完了させたい。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
遅れの原因は昨年度と同様に調査フィールドの選定が難航したことが大きいと考えられる。現在フィールドはほぼ決定しているので新型肺炎に関する社会情勢を考慮したうえで、可能な限り次年度中に調査を完了したい。必要に応じてオンラインでの調査など検討する。
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今後の研究の推進方策 |
新型肺炎が終息に向かう場合は、当初の予定に沿って対象者募集や説明会を進めていきたい。一方で新型肺炎の流行が長期化する場合は、オンラインでの調査環境を整えていく必要がある。今後の社会情勢を鑑みつつ研究を遂行していく。
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次年度使用額が生じた理由 |
本年度中に開始する予定であった介入が、フィールド選定の遅れにより実施できていないため、研究費の繰り越しが生じた。次年度中にすべての調査を終了させる予定である。
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