研究課題/領域番号 |
18K17452
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分58050:基礎看護学関連
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研究機関 | 東海大学 (2022-2023) 国立研究開発法人国立国際医療研究センター (2018-2021) |
研究代表者 |
友滝 愛 東海大学, 医学部, 特任講師 (50621835)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2024-03-31
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キーワード | Evidence-based Practice / e-learning / 生涯学習 / コンピテンシー / 看護師 |
研究成果の概要 |
文献研究では、日本の看護学生・看護師の高等教育における「根拠に基づく実践」の位置づけ、日本語で利用可能なEBPの自己評価尺度の特定、日本の看護分野のEBPとその隣接領域の研究を明らかにした。EBP教育介入の評価指標となるスケールとして「EBP Implementation Scale」「EBP competencies self-assessment」の日本語訳案の評価を行った。EBP教育介入の報告ガイドラインの翻訳、EBP教育介入の教育プログラムの開発を行った。
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自由記述の分野 |
臨床疫学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
日本の看護分野におけるEBPの系統的な文献研究により、今後日本でEBP研究を行うときに参照可能な知見を体系化することができた。EBPは用語の多義性によって先行研究を特定しにくく、日本のEBP研究の知見をふまえたEBP研究の計画の難しさの課題を改善することが期待される。EBP教育介入の報告ガイドラインの日本語訳は、国際的な基準に基づく論文報告や研究計画の立案に寄与するだろう。EBP関連尺度の評価により、自己評価尺度のバイアスの問題が明らかとなった。本研究で開発したEBP教育プログラムは効果検証の課題はあるが、様々なところで活用可能である。
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