研究課題/領域番号 |
18K17468
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研究機関 | 東京医科大学 |
研究代表者 |
西村 礼子 東京医科大学, 医学部, 助教 (10757751)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2020-03-31
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キーワード | シミュレーション / フィジカルアセスメント / 看護実践能力 / 観察 / フィジカルイグザミネーション |
研究実績の概要 |
本研究は「シミュレーション教育におけるフィジカルアセスメントの実践力」をテーマに医療教育の主流になりつつあるシミュレーション教育がフィジカルアセスメントの看護実践能力に与える影響を明らかにすることを目的に、2年間で以下の4つのミッションを達成することを計画し、実施している。 ①フィジカルアセスメント看護実践能力を評価するためのデバイスと環境の整備 ②シミュレーション教育を行うために必要なシナリオの作成と評価・検証 ③シミュレーション教育における看護師のフィジカルアセスメント実践能力の評価 ④シミュレーション教育における看護学生のフィジカルアセスメント実践能力の評価 平成30年度は①フィジカルアセスメントの看護実践能力を評価するために必要なデバイスや実験環境の整備、評価・検証を行った。また、②シミュレーション教育を行うために必要なシナリオの作成・実施と信頼性・妥当性の評価、それらを活用するためのトレーニングを実施した。③シミュレーション教育における看護師のフィジカルアセスメント実践能力の評価のため、病院勤務の看護師に対してシミュレーション教育を実施し、実施前後での面接・フィジカルイグザミネーション・観察視点となる眼球運動、アセスメントの記述の調査を現在実施している(進行中)。さらに④シミュレーション教育における看護学生のフィジカルアセスメント実践能力の評価の一つとして、看護学生に対するシミュレーション教育後のフィジカルアセスメントの記述内容の達成度を評価するため、作成したシナリオに基づいたシミュレーション教育後の各学年のフィジカルアセスメント記述内容を調査し、テキストマイニングにて分析を現在行っている(進行中)。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
当該年度に調査実施終了を予定していたが、所属機関の倫理審査システム、規定変更に伴う審査待機期間として約半年間を要した。そのため、調査開始が予定の半年遅れとなり、現在調査進行中の状態である。
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今後の研究の推進方策 |
現在、4つのミッションの③シミュレーション教育における看護師のフィジカルアセスメント実践能力の評価、④シミュレーション教育における看護学生のフィジカルアセスメント実践能力の評価のための調査進行中であり、本年度は調査終了、データ解析、分析を行い、成果をまとめる。
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次年度使用額が生じた理由 |
所属機関の倫理審査システム・規定変更に伴う審査待機期間として約半年間を要したため、調査開始が予定の半年遅れとなった。当初の予定では当該年度にて調査終了する予定であったが、計画が半年遅れであり、現在調査進行中のため、参加者への謝金を次年度へと繰り越した。
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