研究課題/領域番号 |
18K17470
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研究機関 | 関東学院大学 |
研究代表者 |
島田 多佳子 関東学院大学, 看護学部, 教授 (00310409)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2022-03-31
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キーワード | ふれる / ふれられる / 体験 |
研究実績の概要 |
新型コロナウィルス感染症蔓延に伴い、当初の対面でのインタビュー実施に関し、所属機関の倫理審査委員会の変更承認を経て、リクルート方法およびインタビュー方法の変更を行いデータ収集を実施した。変更内容は具体的に次の3点となった。①インタビュー対象者のリクルート(対象者募集)およびリスト作成を調査会社に委託②リクルート結果からインタビュー対象者の絞り込み(研究者)③研究協力者への「研究参加の依頼書」「同意書」「同意撤回書」の送付「オンラインへ事前接続確認」を調査会社に委託。 事前接続確認と共に、研究者より研究協力者への調査研究に関する依頼文書内容の説明、同意書の説明、同意撤回書の説明を書面に沿って説明し、同意を頂いた(同意書は個人情報保護の観点から委託業者を介し個人名が研究者にわからないよう番号を付与した書式にて回収)。同意が得られた後、第1回目のインタビュー日程の調整も合わせて実施した。合計7名に対し、事前に付与したインタビューURLにアクセス頂き、1回45分のインタビューを2回(合計90分)実施した。リクルートやインタビュー方法の変更はあったが、当初の目的からそれる対象者ではなく、研究の目的に合致した対象者を選定することができた。本変更に伴い、データ収集の終了が2021年3月までかかり、当初の予定より半年ほど終了が延長したため、日本学術振興会への申請により3月19日付にて2022年末までの延長申請が認められている。 現在、データ分析中である。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
新型コロナウィルス感染症蔓延に伴い、リクルート方法およびデータ収集方法の大幅変更を行う必要があり、そのためのリクルート依頼会社の選定や変更に伴い、倫理委員会承認申請を2回追加で申請することで研究の進度に影響があったため。
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今後の研究の推進方策 |
現時点で、データ収集がすべて終了しているため、今年度中に分析、結果、考察を行い、論文投稿を実施する予定。
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次年度使用額が生じた理由 |
3月中にインタビューが終了し、委託業者支払い請求額が、ほぼ次年度使用額と同等の額のため、現在、支払処理中にて残金は殆どない状況である。
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