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2023 年度 研究成果報告書

化学放射線療法を行う高齢がん患者の「食べて動ける力」を支える集学的ケアモデル構築

研究課題

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研究課題/領域番号 18K17491
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分58060:臨床看護学関連
研究機関新潟県立看護大学

研究代表者

酒井 禎子  新潟県立看護大学, 看護学部, 准教授 (60307121)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード高齢がん患者 / 化学放射線療法 / 食 / 活動 / 集学的 / ケアモデル
研究成果の概要

本研究の目的は、「化学放射線療法を行う高齢がん患者の『食べて動ける力』を支える集学的ケアモデルを構築すること」である。先行研究である患者・家族へのフィールド調査と、看護師への面接調査の結果をふまえて、①『いつもの暮らし』のアセスメント、②『食べて動ける力』を維持するセルフケア支援、③がんとともに『いつもの暮らし』に戻ることを支える支援の3つのフェイズと「A.からだ」「B.食」「C.活動」「D.文化・価値」の4カテゴリーからアセスメントやケア、ならびに関連する専門職を整理したケアモデルの作成を行った。

自由記述の分野

がん看護学、老年看護学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究の特徴は『食べて動ける力』に焦点をあてた高齢がん患者のセルフケア能力を高める支援をモデル化すること、また、地域包括ケアシステムの推進を背景に、多職種による協働と入院-外来の継続性を基盤とした「集学的」なケアモデルを、高齢化が進む地方都市の文化に根差したがん医療システムの中で実現しようとする点である。主として地方都市で暮らす高齢がん患者を対象に、がん治療を受けながらも『いつもの暮らし』を継続していくことができるセルフケア能力の向上を、集学的・継続的なアプローチによるケアモデルからめざす一助となると考える。

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公開日: 2025-01-30  

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