研究課題/領域番号 |
18K17496
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研究機関 | 三重県立看護大学 |
研究代表者 |
関根 由紀 三重県立看護大学, 看護学部, 講師 (60549096)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 急性心不全 / 初回立位 / アセスメントシート / アセスメント項目の信頼性と妥当性 |
研究実績の概要 |
本研究は昨年度に引き続き、急性心不全患者に対する初回立位の可否をスクリーニングするアセスメントシートの信頼性と妥当性の検証を行うことを目的とし、データ収集を継続 令和元年は、研究協力者数を確保するために研究協力施設を1施設追加し、施設の研究倫理審査委員会の承認を得たのち、データ収集を開始し、計3施設の協力を得てデータ収集を行った。しかし、追加した研究施設における研究協力が難しいため、年度末で終了とし、令和2年度は以前から実施していた2施設にてデータ収集を継続する。症例数は78症例となり、目標症例数の65%となった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
令和元年の研究進捗を上記のように評価した理由は、本年度は研修協力施設を1施設追加し、データ収集を行い症例数が増加したことや、予定症例数の約6割を達成できたことから、まずまずの進捗状況であると考えた。しかし、年度末からCOVID-19の影響により症例数の伸びが悪いことや、研究施設への訪問が難しくなっている現状がある。
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今後の研究の推進方策 |
本年度は9月頃を目途に、昨年度に引き続き目標症例数を目指しデータ収集を行い、その後データ分析を行う予定としている。 現在までに症例数は着実に増えているが、COVID-19の影響により3月以降の症例数の伸びが悪い。今後もCOVID-19の動向を加味し、研究協力施設の方針に従いデータ収集を行い、目標症例数を目指していく。
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次年度使用額が生じた理由 |
本年度は、国内の研究に関連する学会に参加し新たな知見を得ることに加え、国際学会にも参加する予定としている。また、データ収集を継続することやデータ分析において他大学の統計学者の指導を受けるため、翌年どぶんとして助成金を請求した。
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