がん看護・スピリチャルケア研修会に参加した看護師らは、自己の存在とケアの意味を見出すことができ、前向きな姿勢に変化していた。外来化学療法を受けているがんサバイバーのquality of lifeの関連要因に倦怠感が示された。医療者は倦怠感へのケアの必要性が示唆された。COVID-19パンデミックがケアの環境を激変させた。看護師の夜間覚醒とカウンセリング希望が看護師の院内異動の意思を予測する要因であることが示唆された。研究者は院内異動の意思を将来の離職意向を示す要因の一つと考えており、ケアの質を担保するためにも看護師の睡眠パターンやカウンセリング希望を注意深くモニタリングすることを推奨する。
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