本研究の研究デザインは無作為化比較試験であり、介護予防事業の参加者、ボランティアスタッフ、有償ボランティアスタッフとして参加した軽度認知症高齢者各5名程度を対象とした。謝礼を渡す群を介入群とし、ボランティア(対照群A)と参加者(対照群B)は無作為に割り付け、主要評価項目に改訂長谷川式簡易スケールを用いた。研究者所属の倫理審査を受け、承認を得たが、新型コロナウィルスの感染拡大を受け、介護予防事業等の高齢者の集会を開催できていない市町村が多く、協力を得ることが出来ず実施には至らなかった。研究方法等を改め、今後調整していく。
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