研究成果の概要 |
本研究は運動イメージの評価方法の確立に向け,運動イメージする課題に対してどの程度鮮明にできたかを主観的に評価する鮮明度評価としてのVisual Analogue Scale(VAS)と,対象者の運動イメージ能力を評価するMovement Imagery Questionnaire-Revised(MIQ-R)が神経生理学的指標である経頭蓋磁気刺激(TMS)による運動誘発電位(MEP)振幅を指標とした皮質脊髄路の興奮性評価との間にどのような関連性があるかを検証した.その結果,鮮明度評価であるVASと皮質脊髄路の興奮性とのみ有意な正の相関関係が認められた(ρ= 0.465, p < 0.001).
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