研究課題
本研究は、(1)高齢心不全の栄養状態が入院中及び維持期の生活機能低下の発生に及ぼす影響,(2)栄養状態が生活機能低下の発生に及ぼす影響の強さが医学的要因や心里社会的要因の有無によって異なるかを明らかにすることを目的として行われている. 2019年度には、本研究の遂行に必要な患者情報を登録するデータベースの運用を開始した.また,本観察研究における重要な観察指標である骨格筋量を簡易的に予測する式を作成し,その予測精度の検証結果を国際誌に報告した.
3: やや遅れている
多施設観察研究が可能となるような研究組織の構築に時間を要した影響を解消できなかったため.
運用を開始した研究データベースへの患者登録とベースライン調査を続ける.ベースライン調査では,継続的な患者登録と情報収集が実施できるよう,研究代表者と各協力施設の 担当者との連携を進める.
科研費課題に関連し,計画当初に予定していなかった国際学会での発表が追加で決まり,参加の必要性が生じたため.今年度予算については論文投稿にかかる経費に充当する予定である.
すべて 2020 2019
すべて 雑誌論文 (3件) (うち査読あり 3件、 オープンアクセス 1件) 学会発表 (13件) (うち国際学会 6件、 招待講演 1件)
European Journal of Preventive Cardiology
巻: - ページ: -
10.1177/2047487320904236
Geriatrics & Gerontology International
巻: 20 ページ: 388~389
10.1111/ggi.13876
ESC Heart Failure
巻: 6 ページ: 894~897
10.1002/ehf2.12487