研究課題/領域番号 |
18K17677
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研究種目 |
若手研究
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
小区分59010:リハビリテーション科学関連
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研究機関 | 札幌医科大学 |
研究代表者 |
片野 唆敏 札幌医科大学, 医学部, 研究員 (50438040)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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キーワード | 栄養状態 / 摂取エネルギー量 / 高齢者 / 心不全 / 心臓リハビリテーション / サルコペニア / フレイル / 骨粗鬆症 |
研究成果の概要 |
本研究では高齢心不全患者の栄養状態と生活機能低下、全死亡リスクとの関連を多施設前向き観察研究で検討した。新型コロナウイルスパンデミックにより研究計画の遂行が不能となったが,自施設データの後方視的検討により,心臓リハビリテーション開始時の栄養状態と摂取エネルギー量が生活自立度や全死亡リスクと強く関連することがわかった。また,入院中の高齢 心不全では,退院時点の生活機能 (Barthel Index スコア) が全死亡発症と強く関連しており,全死亡リスクの上昇は生活機能の軽度低下 (退院時 Barthel Index <85 点) から始まることを明らかにした.
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自由記述の分野 |
循環器理学療法学,心臓リハビリテーション,ライフサイエンス,健康科学,臨床栄養学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
多種多様な臨床像を呈する高齢心不全の心臓リハビリテーションの効果の予測に加え,高齢心不全の心臓リハビリテーションをより効果的に進めるための短期的・長期的な栄養介入の方法の確立に繋がりうる.
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