研究課題/領域番号 |
18K17693
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研究機関 | 常葉大学 |
研究代表者 |
加藤 倫卓 常葉大学, 健康科学部, 准教授 (80737354)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 心房細動 / カテーテルアブレーション / 運動療法 / 再発 |
研究実績の概要 |
高齢化により急増する心房細動患者の治療として、洞調律に戻すカテーテルアブレーション(CA)術が増加している。しかし、CA後の洞調律の維持率は十分ではなく、心房細動の再発予防が社会的に急務となっている。近年、CA後の心房細動の再発に関係する因子として、左心房径の拡大、交感神経活性の亢進、そして血管炎症の高値などが報告されている。一方で、心疾患患者に対する定期的な運動療法が心機能の改善、自律神経機能の是正、そして血管炎症の低下を生じることが報告されている。本研究の目的は、心房細動に対するCA後の運動療法の確立のために、CA後の運動療法の効果を検証することである。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
患者の登録が円滑に実施でき、現在、目標サンプルサイズの2/3が終了したため。
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今後の研究の推進方策 |
目標サンプルサイズに到達するまで患者取り込みを行い、解析および成果発表を行う。患者取り込みを円滑に進めていくため、他職種に対しても本研究の意義と協力を依頼し、症例数の増加に努めていく。
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次年度使用額が生じた理由 |
消耗品の消費が計画より少なかったため、若干の繰越金が生じた。
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