研究課題
脳卒中後の上肢麻痺においては、特に手指伸筋群の実用化には時間を要しているのが現状である。そこで脳卒中片麻痺に対して随意筋活動トリガー反復経頭蓋磁気刺激の効果の検討を行っている。手指のつまむ、離すといった動作を行っている際の筋電の変化に応じて磁気刺激を与えている。実際に磁気刺激後のMEPの振幅は大きくなっており、効果を認めている。今後実用化に向けて、さらなる症例数の獲得、効果を実証化していく。
3: やや遅れている
症例数が伸び悩んでいるが、現在終了した症例については全ての患者で一定の成果を得ている。
引き続き症例数の獲得を進めていく。
昨年度中に産休を取得させていただいており、研究を一時中断しているため。