研究課題
若手研究
本研究では、① 基底板の再構築には筋内線維芽細胞が重要な役割を担っていること、②老化は筋回復時のみならず定常状態から基底板関連因子を低下させること、③持久運動が老化による基底板構築能を賦活することが明らかとなった。以上のことから、老化した骨格筋においても運動介入によって線維芽細胞によるコラーゲンⅣの産生を促し、基底板構築能を改善する可能性が示された。
リハビリテーション科学
本研究では、老化した骨格筋においても運動介入によって線維芽細胞によるコラーゲンⅣの産生を促し、基底板構築能を改善する可能性が示された。運動介入は、筋の脆弱化を引き起こす病態に対する予防的措置に応用できる可能性があると考えられる。したがって、本研究成果は、老化に伴う身体機能の低下に対する治療開発に寄与するものと考える。