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2019 年度 研究成果報告書

非アルコール性脂肪肝に対する表面電気刺激の効果の検討

研究課題

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研究課題/領域番号 18K17782
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59010:リハビリテーション科学関連
研究機関久留米大学

研究代表者

橋田 竜騎  久留米大学, 医学部, 助教 (40754841)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2020-03-31
キーワードマイオカイン / 電気刺激 / エルゴメーター
研究成果の概要

脳由来神経栄養因子(BDNF)は筋肥大や、糖代謝に関連があると報告されている。有酸素運動に神経筋電気刺激(neuromuscular electrical stimulation:NMES)を組み合わせて行うことで、身体機能改善、糖代謝の改善を認めており、生活習慣病の予防として期待されている。本研究はエルゴメータにNMESを同時に加えた運動法(HTS)のマイオカイン分泌に及ぼす影響について評価した。エルゴメータにNMESを同時に加えた運動法であるHTSは、通常のエルゴメータ運動と比較して認知機能や糖代謝に関連するBDNFを効率的に増加させており、健康増進に寄与する可能性がある。

自由記述の分野

リハビリテーション

研究成果の学術的意義や社会的意義

運動が健康をもたらすことは,複数の疫学研究で明らかにされており,疑いようもない事実である。しかし、運動がなぜ健康をもたらすかについては、不明な点が多いままである。この機序を解明する分子として、運動によって骨格筋から分泌される生理活性物質であるマイオカインが注目されている。非アルコール性脂肪肝(NAFLD)患者への承認された治療薬はなく、第一選択は運動療法である。運動によって分泌されるマイオカインを調査することでNAFLD改善の機序解明につながる。本研究ではNAFLD患者、健常者へ有酸素運動に神経筋電気刺激を組み合わせて行うことで、通常の運動よりも効率的にマイオカイン分泌できるか調査を行う。

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公開日: 2021-02-19  

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