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2020 年度 研究成果報告書

リボソーム生合成に着目したマッスルメモリーの分子生物学的メカニズムの解明

研究課題

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研究課題/領域番号 18K17801
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関順天堂大学

研究代表者

中田 智史  順天堂大学, スポーツ健康科学研究科, 特任助教 (20778881)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード骨格筋 / 筋肥大 / 筋萎縮
研究成果の概要

本研究ではマッスルメモリーの分子生物学的メカニズムの解明のために、リボソーム生合成能力との関連に着目し研究を行った。まず、マッスルメモリーの分子生物学的メカニズムの検討に適した細胞モデルの構築を行い、脱細胞処理により市販の食肉骨格筋から骨格筋細胞外マトリクスを得て、骨格筋細胞培養系の基質として使用する手法を確立した。これにより、骨格筋の力学的刺激受容機構で重要になる細胞外マトリクスと骨格筋細胞との関連を検討することができるようになった。現在、本モデルを使用して、現在マッスルメモリーの分子生物学的メカニズム解明に応用してデータを解析している。

自由記述の分野

骨格筋生理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

本研究では、マッスルメモリーのメカニズムを研究する上で、新たな細胞培養系を構築した。このモデルは骨格筋の力学的刺激受容機構で重要になる細胞外マトリクスと骨格筋細胞との関連を検討することができるため、マッスルメモリーのメカニズム研究だけにとどまらず、多くの骨格筋研究に応用することができると考えられる。また、マッスルメモリーを上手く引き出すことができれば、アスリートの競技復帰のサポートや、長期入院後のリハビリテーションなどに繋げられる可能性がある。

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公開日: 2022-01-27  

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