| 研究課題/領域番号 |
18K17803
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| 研究機関 | 日本大学 |
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研究代表者 |
原 怜来 日本大学, スポーツ科学部, 講師 (20759790)
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| 研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
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| キーワード | 水泳 / オープンウォータースイミング / 最大酸素摂取量 / 乳酸性作業閾値 / 生理学的特性 |
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| 研究実績の概要 |
オープンウォータースイミング(以下、OWSと記載)は海や湖等の水辺で泳ぐ速さを競う競技で、2008年北京五輪からオリンピック正式種目に採択された。OWSに関 する研究は国内外を通して少なく、指導者は強化方法を模索しながら指導を行っている。 そこで本研究では、2018年度~2021年度のOWS強化指定選手を対象に、流水プールにおいて最大酸素摂取量、乳酸性作業閾値の測定を行うことで、OWSトップ選手 の生理学的特性を明らかにすると共に、OWSレースへの参加が競泳の競技成績に影響するか否かを明らかにすることを目的とした。 2019年度までは毎年対象選手に対して測定をすることができ、フィードバックを実施することができた。 2020年度は、新型コロナウイルス蔓延により測定を実施することができなかった。また今年度（2021年度）も昨年度と同様に、新型コロナウイルス蔓延により測定を実施することができなかった。本来、最終年度であったが、研究を２年実施できていないことから、１年間、研究期間を延長をすることとした。
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| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2019年度までは研究を予定通り実施することができたが、2020年度は新型コロナウイルス蔓延により全ての測定が実施できなかった。 2020年度は新型コロナウイルス蔓延だけでなく、台風により例年対象大会としている日本選手権が中止となり、対象者の選定をすることができなかった。2021年度も同様に悪天候により大会が開催され ないと、測定が難しいことから、悪天候による大会中止はないよう、調整を図り、大会は実施された。しかし、依然として新型コロナウイルスが蔓延しており、測定をすることができなかった。2020年度・2021年度と２年連続で測定ができなかったが、桜門体育学会やコーチ研修会に参加し、他の研究者や強化の現場をもつ指導者と情報交換を行った。来年度が最終年度となるため、来年度の予定を立案し、測定ができるようになった際には、すぐ測定ができるよう準備した。
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| 今後の研究の推進方策 |
2020年度、2021年度と２年連続で測定できなかったこと、またその理由が新型コロナウイルス蔓延によるものであることから、感染予防対策を講じて来年度は測定を実施できるようにしたいと考える。また、最終年度として、研究成果をまとめ、学会発表や論文の執筆等を行っていきたいと考えている。
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| 次年度使用額が生じた理由 |
2020年度・2021年度は新型コロナウイルス蔓延により測定が実施できなかったため、研究期間を延期し、次年度使用額が生じた。次年度は研究の最終年度として、測定を実施し、学会発表等の研究成果を出したいと考える。
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