• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 課題ページに戻る

2023 年度 研究成果報告書

レジスタンス運動後の脳血流低下が認知課題中の脳血流の応答性に及ぼす影響

研究課題

  • PDF
研究課題/領域番号 18K17804
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59020:スポーツ科学関連
研究機関北里大学 (2020-2023)
横浜商科大学 (2018-2019)

研究代表者

池村 司  北里大学, 一般教育部, 講師 (00735433)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワード運動 / 脳循環 / 認知機能
研究成果の概要

レジスタンス運動は脳血流の低下を引き起こす.認知機能が低下しないように,この脳血流の低下を補償するような応答が生じるか否かは不明である.本研究では,レジスタンス運動が認知課題を負荷した際に生じる脳神経活動に対する脳血流や脳酸素動態の応答に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした.
本研究により,高強度のレジスタンス運動時に脳血流は低下するものの,認知機能は維持されることが示された.この時,脳の酸素動態は低下せずに維持された.このことから,脳の酸素動態を維持することでレジスタンス運動による脳血流の低下から認知機能の低下を防いでいることが示唆された.

自由記述の分野

運動生理学

研究成果の学術的意義や社会的意義

多くの人々が健康維持・増進を目的にレジスタンス運動に取り組んでいる.レジスタンス運動は脳血流の低下を引き起こすが,果たして脳循環へ悪影響を及ぼすのみなのか?運動の効果を正しく理解するためにも,本研究では,レジスタンス運動が認知課題に対する血流の応答性や脳酸素動態に及ぼす影響を明らかにすることを目的とした.

URL: 

公開日: 2025-01-30  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi