研究成果の学術的意義や社会的意義 |
実践現場ではプライオメトリクスを「最大努力でのジャンプ運動の反復」として捉え,トレーニング負荷は反復回数や運動エネルギーの大きさ(量的拡大)のみと認識されることが少なくない.プライオメトリクスは「一定水準の技術や体力が確保されていないと適切なトレーニング効果を引き出すことができない(Radcliffe and Farentinos, 1999; 図子,2012)」ために,技術の向上は身体各部へ適切に負荷をかけ,適切な効果を得るために不可欠である.本研究では,これらの技術課題に着目したこと,その解決について科学の方法と実践現場での思考法を含め,学際性を持って取り組むことに意義があると考えている.
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