研究課題/領域番号 |
18K17809
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研究機関 | 環太平洋大学 |
研究代表者 |
石村 和博 環太平洋大学, 体育学部, 講師 (60723707)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | 曲走路疾走 / 形態 / 体力 |
研究実績の概要 |
2018年度は『曲走路疾走が得意な選手の形態・体力的特徴』について研究を実施する予定であった.2018年度実施予定であった形態・体力測定は,本学の新施設(スポーツ科学センター)および新規導入機器(ボディラインスキャナ等)を用いて実施する予定であったが,竣工が年度末となり予定通り実施することできなかった. 研究計画を提出した当初の予定では,2018年12月にはセンターが完成し,機器も納入される予定であったため,問題なく課題が遂行できる予定であった.それに合わせ,研究に必要なノートパソコンや無線式光電管を新規購入し,測定準備を進めていたものの,2018年度中の実施が叶わなかった. しかし,測定項目については精査することができた.予定では全被験者に,陸上競技場直走路および曲走路上で60m走を実施させ,そのタイム差から曲走路の得意・不得意のグループに分類する.形態測定ではボディラインスキャナを用いて,身長,四肢長,周径囲を測定する.体力測定では,陸上競技で一般的に行われるメディシンボール投げ(フロント・バック投げ),立五段跳,片脚五段跳,リバウンドジャンプ(両脚・片脚),下肢関節の等速性筋力を測定する.それぞれの測定項目で,左右脚それぞれを計測したものについては,左右差の有無またはその大きさと,曲走路疾走のパフォーマンスとの関連についても検討する予定となっている. 現在は測定を実施後,すぐに結果を分析できるように準備が整っている.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
4: 遅れている
理由
2018年度実施予定であった,形態・体力測定は,本学の新施設(スポーツ科学センター)および新規導入機器(ボディラインスキャナ等)を用いて実施する予定であったが,竣工が年度末(2019年3月28日が竣工式)となり予定通り実施することが困難であった.
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今後の研究の推進方策 |
現在は2018年度実施予定の研究を進める準備が整った状態である.また研究補助をしてくれる教員や学生を確保している. 研究実施が5月以降となったことで,陸上競技選手は試合期に突入しており,3月の年度末付近で実施するよりも,選手は良いパフォーマンスを発揮できる可能性が高く,得られるデータも価値が高いと考えらる.また年度が替わったことで,『形態・体力的特徴』と,2019年度予定の『曲走路疾走の得意な選手の疾走動作の特徴』を同一年度内に計測することとなる.年度を超えないため,同一被験者を確保しやすく,研究課題を通して見れば望ましいデータを取得できると期待できる.
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次年度使用額が生じた理由 |
研究を実施できなかったことによって,消耗品を購入しなかったため残額が生じた.また同じ理由で,研究補助者への謝金も執行しなかったため残額が生じた.2019年度に実験を実施するため,残額は計画通りに支出する予定である.
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