研究課題
若手研究
本研究では、非侵襲的脳刺激法による睡眠動態制御手法を開発することを目的とした。データ分析の結果、睡眠中に特定の周波数の非侵襲的脳刺激を行うことにより、主観的および客観的睡眠の質が向上する可能性があることが示唆された。付随して、睡眠段階遷移の動的モデルの構築(Kishi et al., 2018)と。睡眠時ブラキシズム患者の睡眠動態異常の検討(Kishi et al., 2020)を行った。
睡眠科学
本研究では、適切な脳状態修飾により、睡眠の質が改善され得ることが明らかになった。これは、睡眠中の脳状態制御が可能であることを示唆するとともに、良質な睡眠の獲得に資する新たな技術開発につながる点で学術的・社会的意義を有するものと考えられる。