研究成果の概要 |
最終的に被検者数は500名となった。5つのビタミンD受容体遺伝子多型のうち、Cdx2遺伝子型はカルシウム摂取量との相互作用により骨量に有意な差が認められた(Nutrient, 2020)。さらに、BMIで調整を行ってもBsmI、TaqI遺伝子型において骨量と遺伝子型に有意な差が認められ、BsmI、TaqI、ApaI遺伝子型もカルシウム摂取量との相互作用により骨量に有意な差が認められた(BMC Women's Health, 2021)。本研究により、ビタミンD受容体の遺伝子型はカルシウム摂取量と相互作用を示し、若年女性の骨量に影響を与えることが明らかとなった。
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