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2020 年度 研究成果報告書

身体パフォーマンスによる高齢者の認知機能評価法及び認知機能向上運動の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K17958
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分59040:栄養学および健康科学関連
研究機関筑波大学

研究代表者

尹 之恩  筑波大学, 体育系, 助教 (60813277)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2021-03-31
キーワード認知症予防 / 認知機能 / アミロイドβ / 二重課題運動 / 運動プログラム
研究成果の概要

本研究では高齢者の身体パフォーマンスと認知機能との関連性を検討した。さらに、二重課題運動(脳賦活訓練+運動)が認知症予防に役立つかについて検討した。得られた結果では身体パフォーマンスを用いた新規認知機能評価法による認知機能レベル別の血中アミロイドβ(Aβ)1-42の濃度が異なる傾向が見られた。横断データにより、二重課題運動実践者は単純運動実践者、もしくは非運動実践者に比べて血中Aβ1-42の濃度および認知機能が有意に高かった。一方、1年間の介入研究(二重課題運動群 vs. 歩行運動分)では、群間に有意な交互作用は認められなかった。

自由記述の分野

健康増進学

研究成果の学術的意義や社会的意義

加齢に伴う認知症発症増加状況の改善は早急に取組む必要性があることから、本研究では「認知症施策推進総合戦略~認知症高齢者等にやさしい地域づくりに向けて~」にて認知症の診断法、予防法、治療法などの研究開発及びその成果の普及を推進している。本研究によって二重課題運動の実践がアルツハイマー型認知症のバイオマーカー(Aβ)及び認知機能に良好な影響を与えることが明らかになり、我が国の認知症予防対策の一つとして二重課題運動が推奨できるように基盤作りができた。

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公開日: 2022-01-27   更新日: 2025-03-27  

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