研究課題
若手研究
専門的な判断をクラウドソーシングで行うための機械学習法を開発した。(1) 専門家の多様な価値観を考慮して、合意形成するための手法を開発した。(2) 非専門家(生徒)同士の相互添削・採点を通じて、生徒の習熟度を推定する手法を開発した。(3) 生徒同士がお互いの回答を見せ合いながら協調して学ぶ過程を効率化する手法を開発した。
知能情報学
自動化が進み様々なプロセスが効率化される中で人間による判断がボトルネックとなることが多い。本研究成果は、専門家の集団意思決定の効率化や、非専門家による専門的な判断の実現に貢献する。特に後者により、専門的判断が増える人材が拡大することで、クラウドソーシングを通じて、専門的判断の教師データを大量に収集しそれを模倣した機械学習モデルを構築することができるようになる。つまり、専門的判断を実現する人工知能の開発に貢献する。