研究課題
若手研究
eラーニングシステムを活用し、脳画像解析システム、学習コンテンツ、個別の内容に応じた研究支援から構成される統合的な脳画像解析学習支援環境の開発を行った。このシステムの特徴は、学習コンテンツだけではなく、脳画像解析システムも提供すること、そして、双方向的な学習環境を提供することにより、具体的な支援も得られることである。これにより、初学者は容易に脳画像解析環境にアクセスできるようになり、経験者は、自身のデータの論文化に必要な情報などを入手することができるようになった。
脳画像解析
本研究は、「脳画像研究の裾野を広げる」ところに意義がある。脳画像解析は特殊なソフトウェアを必要とするため、そのセットアップは容易ではない。本研究で開発したシステムを利用することにより、最初のハードルを容易にこえられるようになった。また、研究者が自習できるコンテンツを多く用意したこと、さらに、関心のある研究者がディスカッションできる環境を構築したことにより、様々な研究者の研究テーマの論文化を進めることができた。