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2021 年度 実施状況報告書

サバンナの農業の近代化をめぐる社会/環境史

研究課題

研究課題/領域番号 18K18247
研究機関愛知大学

研究代表者

友松 夕香  愛知大学, 国際コミュニケーション学部, 准教授 (70814250)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2023-03-31
キーワード植民地行政 / 日誌 / 開発 / 農業
研究実績の概要

2021年度は2021年8月にガーナで調査をおこなう予定だった。しかし、コロナウィルス感染症の流行が続き、海外渡航を断念した。そこで、オンラインアーカイブでゴールドコーストのノーザンテリトリーズ(現ガーナ北部)の行政史料(informal diaries)を150点収集し、整理した。
成果発表として、別の科研費の研究会に呼ばれ発表をおこなった。調査ができないなか、最終成果のかたちを考えており、研究内容を少々変更することで執筆を進めている。

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

4: 遅れている

理由

本研究では毎年一回ガーナで現地調査をおこなうことで研究を進める計画だった。しかし、最後に現地調査をおこなったのは2019年度である。2020年度だけでなく、2021年度も現地調査をできなかった。現地調査に研究費を利用したいため、研究計画を遅らせ、繰越をした。

今後の研究の推進方策

2022年度は本研究の最後の年にあたる。今年度こそは8月、もしくは3月にフィールド調査をするためにガーナに渡航したいと考えているが、現状のところわからない。外務省の感染症危険情報では、ガーナは感染報告者が少ないにもかかわらずレベル3(渡航中止勧告)のままであり、所属の研究機関はレベル2以下でないと海外渡航を認めない方針である。8月に渡航できない場合は、11月ごろまでに2023年3月の渡航の可否について見通しを立てる。渡航できない場合も考えており、研究内容を変更することで3月末までに成果を出す予定である。

次年度使用額が生じた理由

2021年度に海外調査ができなかったために、2022年度に使用額が生じた。2022年度に最後の海外調査を実施予定である。

  • 研究成果

    (3件)

すべて 2021

すべて 学会発表 (2件) 図書 (1件)

  • [学会発表] ジェンダー政策の誤想――西アフリカ・サバンナ農村の女性の労働と家計負担の増加2021

    • 著者名/発表者名
      友松夕香
    • 学会等名
      科研費・基盤研究(A)「イスラーム・ジェンダー学と現代的課題に関する応用的・実践的研究――労働の理念と実態」第2回研究会,オンライン
  • [学会発表] ガーナの土地取引をめぐる伝統的権威の歴史的展開と魅了2021

    • 著者名/発表者名
      友松夕香
    • 学会等名
      科研費・基盤研究(A)「アフリカ国家論の再構築」第2回研究会, 東京外国語大学本郷サテライト
  • [図書] 「対ガーナ援助—経済自由化と格差是正の支援課題」阪本公美子ほか編『日本の国際協力 中東・アフリカ編 貧困と紛争にどう向き合うか』2021

    • 著者名/発表者名
      友松夕香
    • 総ページ数
      169-179
    • 出版者
      ミネルヴァ書房
    • ISBN
      9784623091928

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公開日: 2022-12-28  

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