| 研究課題/領域番号 |
18K18275
|
|---|
| 研究機関 | 高崎経済大学 |
|---|
研究代表者 |
太田 慧 高崎経済大学, 地域政策学部, 准教授 (80803014)
|
|---|
| 研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2023-03-31
|
| キーワード | 周辺地域 / 海岸観光地 / 存立基盤 |
|---|
| 研究実績の概要 |
本研究は、周辺地域における観光地域の存立基盤を解明し、日本のみならず太平洋沿岸に広がる海岸観光地を分類・体系化するとともに、海岸観光地の課題を検討し、その適正利用メカニズムについて検討することを目的としている。島嶼地域にみられるような周辺地域の新興海岸観光地は、急激な観光地開発や観光産業に依存した政策・開発により、既存のコミュニティの破壊や経済リスクの上昇などの問題が生じやすい特徴がある。本研究の4年目である令和3年度は、周辺地域における海岸観光地の存立基盤を解明するために、土地利用や就業構造をはじめとした各種統計資料やデータ収集、分析を実施した。さらに、新型コロナウイルスの世界的な流行によって前年度に実施できなかった沖縄県宮古島おける現地調査を実施し、島内の新規観光関連施設の建設状況について資料の収集を進めた。
|
| 現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
令和3年度は沖縄県宮古島おける現地調査を実施できたものの、新型コロナウイルスの度重なる流行による調査計画の変更が相次いだことが理由である。
|
| 今後の研究の推進方策 |
今後の研究計画としては、令和3年度に実施した現地調査の成果をまとめるとともに、前年度に予定通り実施できなかった現地調査を進めていく。
|
| 次年度使用額が生じた理由 |
令和3年度は新型コロナウイルスの感染者数の増加が複数回発生し、当初予定していた現地調査や視察ができなかったことが次年度使用額が生じた理由である。令和4年度は前年度に実施できなかった現地調査や視察を行う予定である。
|
