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2023 年度 研究成果報告書

知的・発達障害をもつ若年層のDV予防教育プログラム開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K18294
研究種目

若手研究

配分区分基金
審査区分 小区分80030:ジェンダー関連
研究機関酪農学園大学

研究代表者

須賀 朋子  酪農学園大学, 農食環境学群, 教授 (50743085)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワードドメスティック・バイオレンス / 知的障害 / 発達障害 / 若年層 / 予防教育
研究成果の概要

若年層を中心に起きているデートDVは、近年増加傾向にある。特に知的障害・発達障害がある生徒がデートDVに巻き込まれていることが社会問題になっている。しかし本人たちは、デートDVを受けていることに気づかずに、ひどい状況に陥ることが多い。また、相談をすることができない生徒も多い。これらのことを明らかにしていくために、特別支援学校・学級の経験がある教員にインタビュー調査を行った。また、特別高等支援学校の生徒にDV予防教育の介入授業を行い、アンケート調査を行った。

自由記述の分野

ジェンダー

研究成果の学術的意義や社会的意義

知的・発達障害特別支援学校・学級の教員7名にインタビュー調査を行った結果から、全員の教員から、生徒がデートDV被害に巻き込まれたことを見聞きしていることが明らかとなった。また軽度の知的・発達障害をもつ生徒が通学する高等支援学校でのDV予防教育の授業後でも「誰かに相談できる」と回答した生徒は57.2%と6割にも届かなかった。このことから繰り返しのDV予防教育の必要性と、周囲の大人の注意深い見守りが必要であることが示された。

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公開日: 2025-01-30  

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