研究課題/領域番号 |
18K18306
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研究機関 | 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構 |
研究代表者 |
守屋 克洋 国立研究開発法人日本原子力研究開発機構, 原子力科学研究部門 J-PARCセンター, 研究職 (70805324)
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研究期間 (年度) |
2018-04-01 – 2021-03-31
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キーワード | ビームモニタ / 非破壊 / ビームプロファイル / 加速器 / 大強度ビーム / 量子ビーム |
研究実績の概要 |
大強度ビームの縦方向測定に向けた非破壊型ビームモニタの開発に向け、これまで使用されてきたワイヤに代わる電極の設計と製作を行った。当初予定していた電極構造よりも簡易な構造でも目的の電場が作れることが電場解析ソフトを用いた数値計算により分かった。
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
2: おおむね順調に進展している
理由
今年度は電磁場計算ソフトを用いて電極の設計を行い、当初の予定よりも簡易な電極構造でも目的の電場を作れることが分かった。また、設計した電極を製作し、次年度のビーム試験に向けた準備を完了した。以上、本研究は順調に進展していると判断する。
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今後の研究の推進方策 |
次年度に電極を用いたビーム試験を行い、非破壊ビーム計測を目指す。従来のビームモニタの測定結果はビームコアを測定したものではないが、新たに測定する非破壊ビーム計測結果と比較することで、結果の妥当性を評価する。
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次年度使用額が生じた理由 |
当初予定よりも電極製作が容易になったため、次年度使用額が生じた。翌年度分として請求した助成金と合わせ、当初の計画通り物品の購入及び旅費に使用する。
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