復興の途上であった宮城県名取市閖上において、閖上小中学校を中心に、植物工場を用いた授業を行い、子どもの活動を支援する過程で様々な立場の人々がつながることを目指し、その方法論を整理した。授業を構成する過程での内陸側で営む花き農家および海側で活動するハマボウフウ保護団体、近隣にある宮城県農業高校と連携して実施し、これまで関わることのなかった人同士がつながり子どもたちの活動を支援した。コロナ禍が始まり現地入りが難しくなってからは、それまでに得たノウハウからより持続的に子どもの活動を地域につなげる方法として植物工場および周辺ツールの制作を行い、東京都墨田区において活動を展開する下地を作った。
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