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2023 年度 実績報告書

新規反応性ナノ造影剤による自由行動下における全脳網羅的神経脱分極MRI法の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K18375
研究機関国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構

研究代表者

佐藤 千佳  国立研究開発法人量子科学技術研究開発機構, 量子生命科学研究所, 研究員 (70772888)

研究期間 (年度) 2018-04-01 – 2024-03-31
キーワードMRI / 二光子顕微鏡
研究実績の概要

脳機能は多くの細胞の協調した活動により構成され、個々の活動とその相互作用を総和として観察することは、情報処理のメカニズムを理解するために重要である。その一方で、従来の脳機能計測法では、自由に行動できる状態で、全脳の細胞活動を生体内で3次元的に可視化することは難しい。本申請は、覚醒行動下における全脳での神経細胞の高解像度での3次元マッピングを可能とする技術開発を目的としている。
これまでに、自由行動下での造影剤投与プロトコルと行動課題の探索、新規造影剤の神経トレーサーとしての応用を検討してきた。しかし時間分解能の点ではMRI以外のモダリティを使用し、脳の賦活領域の比較を行う必要があり、二光子顕微鏡を用いて、マルチモダルに遂行可能な行動課題の探索を進めてきた。また、MRI脳アトラスを二光子顕微鏡画像に重ね合わせる技術開発を進め、二光子顕微鏡計測結果とMRI計測結果の比較を実施した。重ね合わせの精度に改善の余地はあるが、同一個体でMRIと二光子顕微鏡画像の重ね合わせに成功した。

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公開日: 2024-12-25  

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