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2022 年度 研究成果報告書

国際化、情報化環境における歴史資料の公共的利活用と管理に関する基礎的研究

研究課題

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研究課題/領域番号 18K18528
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分3:歴史学、考古学、博物館学およびその関連分野
研究機関九州大学

研究代表者

岡崎 敦  九州大学, 人文科学研究院, 教授 (40194336)

研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2023-03-31
キーワード歴史資料保存・管理 / 図書館情報学 / アーカイブズ学 / 博物館学 / 公共歴史学 / 公共考古学 / 情報管理専門職養成
研究成果の概要

本研究は、デジタル環境における情報資源の管理、オープンデータの動向が新たに提示する諸問題を念頭におきながら、公共的な情報管理のあり方を、情報管理機関のミッションの再定義、情報管理専門職養成と関連させて、検討したものである。その際、「公共」という形容詞を冠する人文諸科学の動向を体系的に摂取して、共通の論点を析出するとともに(公共歴史学、公共考古学など)、図書館情報学やアーカイブス学、博物館学等の様々な情報管理学での議論を体系的に検討した。

自由記述の分野

歴史学、人文情報学

研究成果の学術的意義や社会的意義

国際化、情報化が進行する世界、社会において、歴史資料を文化遺産として利活用しようという動きが進んでいる。その具体的なあり方は、「公共空間」での市民的合意形成における専門知と市民知の関係の問題として捉え直す必要がある。特定の歴史資料、文化遺産を管理、保存、そして利活用していく「主体」や「責任」がどのようなものであるべきか、刷新されつつあるグローバルな情報環境にどのように適応するのか等の問題について、いま根本的な再検討が必要となっている。

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公開日: 2024-01-30  

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