研究課題/領域番号 |
18K18541
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研究種目 |
挑戦的研究(萌芽)
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配分区分 | 基金 |
審査区分 |
中区分4:地理学、文化人類学、民俗学およびその関連分野
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研究機関 | 大阪公立大学 (2022) 大阪府立大学 (2018-2021) |
研究代表者 |
宮脇 幸生 大阪公立大学, 大学院現代システム科学研究科, 教授 (60174223)
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研究分担者 |
戸田 真紀子 京都女子大学, 現代社会学部, 教授 (40248183)
宮地 歌織 佐賀大学, 芸術地域デザイン学部, 客員研究員 (40547999)
中村 香子 東洋大学, 国際学部, 教授 (60467420)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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キーワード | FGC / FGC / 女性器切除 / 女子割礼 / アフリカ / ゼロトレランス |
研究成果の概要 |
本研究の研究代表者・分担者は研究期間に、アフリカの調査地においてフィールドワークを実施し、研究成果を論文・学会報告の形で公表した。それと同時に、本プロジェクト以外の国内外の研究者も含むメンバーで研究会を開催し、情報の交換を行った。それによって、FGM研究者のネットワークを作ることができた。さらにこの研究会およびねとワークをもとに、研究成果を日本語書籍、英文書籍として出版した。
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自由記述の分野 |
文化人類学
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研究成果の学術的意義や社会的意義 |
FGMについてのまとまった研究は日本では出版されたことがなかった。本研究プロジェクトでは、FGMの実態とその廃絶についての試みを多面的に論じた論文集を日本語で出版した。さらにアフリカ、東南アジア、オーストラリアの研究者と共同で国際的な研究会を開き、それをもとに英文の論文集を出版した。アフリカだけでなく、アジアのFGMも含めた論文集の刊行は、英文でも本書が初めてである。また公開講演会を開催し、一般にもFGMやその廃絶をめぐる問題について、広く知らしめた。
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