研究代表者はグラスゴー大学のHamish McLeod氏やMaki Rooksby氏らと共に「ひきこもり」尺度の英語版を作成した。尺度は順序尺度(ordinal scale)で作成し、生活状況(Daily Life & Self Care)、社会参加(Occupational Role)、社会的交流(Social Interaction)の三つの程度について総合的に把握できるものを作成した。作成した尺度を英語版は英国の臨床での適用を試み、さらに他尺度のとの相関を調べた。またフランス語版と日本語版を作成し、日仏の臨床で「ひきこもり」を対象に尺度を適用し信頼性と妥当性を検証するための準備を行った。
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