成果として、附属小・中学校での教育実習及び都内の公立小学校(A校)の初任者研修の場においてメンター役の教師が実践者の能動的な発達を促す形成的介入を試行し、その試行過程におけるメンターの指導法の要素を検証し概念化した。また、形成的介入の試行に関わっていない都内2区の公立小学校(83校)のメンターにアンケート調査を実施しメンターの指導実態から課題を捉え、本研究が課題解決に寄与できる研究結果であることを検証した。 研究結果は、お茶の水女子大学から『初任教師の成長・発達を支援するメンターの介入論-能動的な課題解決から生まれる教師エージェンシー‐』として電子出版し、研究者や教育現場にアピールしていく。
|