技術・家庭科技術分野の「C 生物育成に関する技術」の酪農に関する講義、酪農実習の授業参観を行い、荒木ら(2018)が発表した「動物の飼育」の教育内容例に基づく授業内容の分析を行った結果、収穫段階に関わる生物管理、品質・収量の評価技能を含む内容で構成されていることが明らかとなった。また、中学校の実習内容に関連した、高等学校農業科「作物」、「野菜」、「草花」、「畜産」および森林科学関連科目の教育内容を高等学校学習指導要領より分析し、生物育成の学習過程にあてはめて分類した結果、いずれの科目においても,生物育成の学習過程に沿って配列されており、中学校技術科の指導内容の検討に有用と考えられた。
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