研究実績の概要 |
本研究は、日本で行われている文化学習の改革を目指すものである。本年度は、カルチュラル・スタディーズの方法論に基づき、社会の中で特定の価値観や 思想が一定の見方・考え方を作り出し、それが場面によっては教育を通して作用している実態とその過程を分析、解体する授業を開発し、実践し、以下に示した。 ・Noboru TANAKA , Social Studies Education Utilizing Children's Motivations: Methodology to Connect Children and Society Through the Dismantling of "Performed Consensus" ,The Journal of Social Studies Education in Asia, Vol.9, 2020, pp.13-26 ・Noboru TANAKA, Riitta Korhonen, Tapio Heino and Mika Metsarinne, Professors' views regarding their professional careers, identities, and educational work: Comparative research between Japan and Finland, Journal of Social Studies Lesson Study, 8(2), 2020, pp.127-139. ・辻本諭、田中伸、三浦寛之「教師・歴史学者・社会科教育学者が協働した授業のゲートキーピング(2)- P4Cを用いた歴史教育実践:移民を考える;」『岐阜大学教育学部研究報告』Vol.45、2021、pp.23-32
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