研究実績の概要 |
本研究は、日本で行われている文化学習の改革を目指すものである。本年度は、カルチュラル・スタディーズの方法論に基づき、社会の中で特定の価値観や思想 が一定の見方・考え方を作り出し、それが場面によっては教育を通して作用している実態とその過程を分析、解体する授業を開発し、実践し、その成果の一部を以下に示した。 ・Phenomenology of the Group Dialogue: The description of p4c-new challenge for social studies methodology-,ICPIC, 2022(国際学会発表) ・Characteristics and issues of citizenship education in Japan-What can we do for citizenship education?-,ICPIC, 2022(国際学会発表) 2022年、福井駿、藤井佳世、田中伸、田端健人「対話的な学びとコミュニティ形成-討議倫理とP4Cの視点からの事例検討-」『岐阜大学研究紀要』第71巻1号、pp.75-85 2023年「目的動機(行為)と理由動機(反省)から見た学びの可能性と有意味性ー子どもは歴史授業に何を見たのかー」二井正浩編『レリバンスを構築する歴史授業の論理と実践』風間書房、pp.181-211
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