本研究の目的は、アジア7か国(中国、インドネシア、日本、ラオス、モンゴル、ミャンマー、韓国)のユネスコスクールとESDの拠点大学が連携し、小・中学校の気候変動教育の教育課程のモデルを開発することであった。研究期間内に、学校における気候変動教育の単元と授業を開発・実践し、児童生徒の気候変動に関わるコンピテンシーの発達を認知領域、社会・情動領域、及び行動領域の方面から分析した。そして、アジアの小・中学校において気候変動教育を教育課程に取り入れるための要件を明らかにした。また、研究成果をユネスコスクールをはじめとする学校に普及させるための方策を検討した。
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