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2022 年度 研究成果報告書

学習活動の数理モデル化とそれに基づく修学指導システムの構築

研究課題

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研究課題/領域番号 18K18677
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分9:教育学およびその関連分野
研究機関中村学園大学 (2022)
群馬大学 (2019-2021)
保健医療経営大学 (2018)

研究代表者

井上 仁  中村学園大学, 流通科学部, 教授 (70232551)

研究分担者 後藤 浩士  九州共立大学, 経済学部, 准教授 (20808852)
伊達 卓二  保健医療経営大学, 保健医療経営学部, 教授(移行) (90309659)
隅谷 孝洋  広島大学, 情報メディア教育研究センター, 教授 (90231381)
多川 孝央  九州大学, 情報基盤研究開発センター, 学術研究員 (70304764)
研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2023-03-31
キーワード学習管理システム / モデル構築 / 学習履歴
研究成果の概要

本研究は、学習管理システム(LMS)に記録される情報か ら、学生や授業ごとの局所的な地図を作成し、その地図を元に学習と教育の全体像(モデル)を構築し、学生指導や教育の評価と改善に資するためのシステムを構築することを目的としていた。 これまで、特にLINEを利用した学習システムを構築し、それを通して学習データの収集と分析、そして修学指導を行った。また特にコロナ禍において、オ ンライン授業での学習状況をリアルタイムで把握するツールの構築と授業を分析すツールを構築した。 最終年度は、これまでの機能の拡張として、他の認証システムとの連携や、機能の高度化を検討した。

自由記述の分野

教育工学

研究成果の学術的意義や社会的意義

数学的モデルは、物理学、生物学、化学、情報工学、制御工学、経済学等の多くの分野で導入されており、当該分野で統一的な理論的枠組みを提供するだけでなく、既知の数学的な定理や性質を 適用して議論することができる利点がある。本研究者らは、これまで学習コミュニティのネットワー ク構造をグラフ理論を利用して分析する研究を行なっているが、教育工学や学習科学の分野に 数学的概念を導入し、授業改善の実践をモデル化し分析することはまだ一般的ではない。
本研究における数学的モデルの導入の試みにより、教育工学は、再現性と応用可能性のある科学として確立しうると確信している。

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公開日: 2024-01-30  

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