次年度使用額が生じた理由 |
当該年度は、当初想定よりもネムリユスリカの温度やpH変化に対してのセンシングデバイスで計測された電気信号が小さいことがわかり、もう少しデータ量を増やし、その違いを明瞭にする必要が出てきた。これにより、本年度はそのためのデバイスの再設計や感度向上のための調査検討が中心となり、消耗品費や実験にかかる人件費等を一部使用しないこととなった。該当分は翌年度の実験に回されるため、全体として研究の進捗には影響しないが、本年度については研究費の未使用分が発生した。
未使用分4,798,688円は、物品費としてシビレエイやネムリユスリカ他、試薬や実験器具などの消耗品として2,000,000円、学会参加や打ち合わせ等のための旅費として300,000円、実験員等の人件費として2,000,000円、学会登録費や論文掲載料などその他として498,688円を計画している。
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