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2020 年度 研究成果報告書

高静磁場MRIに適用可能な低磁性生体用形状記憶・超弾性合金の開発

研究課題

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研究課題/領域番号 18K18955
研究種目

挑戦的研究(萌芽)

配分区分基金
審査区分 中区分26:材料工学およびその関連分野
研究機関九州大学

研究代表者

西田 稔  九州大学, 総合理工学研究院, 教授 (90183540)

研究分担者 田上 秀一  久留米大学, 医学部, 講師 (50398252)
研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2021-03-31
キーワード磁気共鳴画像(MRI)診断 / アーチファクト / 低磁性生体用形状記憶合金 / 低磁性生体用超弾性合金 / Hf基合金 / Ag基合金 / Au基合金 / Ag-Al合金
研究成果の概要

磁気共鳴画像(MRI)診断において体内に金属製医療器具が留置されている場合,新たな磁場が発生し周辺の画像にアーチファクトと呼ばれる欠損・不明瞭部が生じる.この問題を克服するために,従来の医療材料の主流であるチタン(Ti)より低磁化率金属であるハフニウム(Hf),銀(Ag),反磁性金属である金(Au) に着目し,これらをベースとする形状記憶・超弾性合金を創製することを目的として研究を遂行し,Ag-Al合金系がアーチファクトの低減に有望であることを見出した.

自由記述の分野

材料組織学

研究成果の学術的意義や社会的意義

MRI診断装置の高静磁場化に伴い問題となる体内に留置された金属製医療デバイスによるアーチファクトを低減する目的で,従来の医療材料の主流であるチタン(Ti)より低磁化率金属であるハフニウム(Hf),銀(Ag),反磁性金属である金(Au) に着目し,これらをベースとする形状記憶・超弾性合金を創製することを目的として,種々の合金を溶製し,機能発現の素過程である熱弾性マルテンサイト変態を確認するための組織観察,物性測定,MRI撮像を行った.その結果,Ag-Al合金系がアーチファクトの低減に有望な形状記憶・超弾性合金となり得ることを見出した.

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公開日: 2022-01-27  

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