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2020 年度 実施状況報告書

AFMとSTMのハイブリッド液中原子分解能計測技術の開発

研究課題

研究課題/領域番号 18K19052
研究機関埼玉大学

研究代表者

小林 成貴  埼玉大学, 理工学研究科, 助教 (40595998)

研究期間 (年度) 2018-06-29 – 2022-03-31
キーワード原子間力顕微鏡 / 走査型トンネル顕微鏡 / 固液界面
研究実績の概要

今年度は、力とトンネル電流を同時検出できる水晶振動子をベースとしたセンサを作製し,溶液中でのAFMとSTMの同時イメージングを行うことを目的とした.前年度の課題であった同時検出センサ作製における低い歩留まりを改善すべく,特に探針の絶縁コーティング処理の手順を精査する予定であったが,新型コロナウイルス感染症の影響により,研究活動に支障が生じた.そのため,研究期間を1年延長し,翌年度に今年度の課題を解決し,同時イメージングの実現を目指す.

現在までの達成度 (区分)
現在までの達成度 (区分)

3: やや遅れている

理由

新型コロナウイルス感染症の影響により,研究活動に支障が生じたため.

今後の研究の推進方策

探針絶縁コーティング処理の最適化するために,センサの作製に必要な器具・治具を改良し,歩留まりを改善する.また作製した同時検出センサを用いて,HOPG表面上に形成させた1,3,5-tris-(4-carboxyphenyl)-benzeneの2次元ネットワーク構造のAFM・STM同時観察を実現する.

次年度使用額が生じた理由

今年度に購入する予定であった水晶振動子をはじめとする実験の遂行必要な消耗品費,および,学会参加費や論文出版費がコロナ禍により使用できなかったため,次年度に使用する.

  • 研究成果

    (1件)

すべて 2020

すべて 学会発表 (1件)

  • [学会発表] 電解液中におけるZn終端ZnO単結晶(0001)表面の電荷とステップ密度の相関2020

    • 著者名/発表者名
      鮫島悠大,吉川洋史,中林誠一郎,小林成貴
    • 学会等名
      第49回結晶成長国内会議

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公開日: 2021-12-27  

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