研究課題/領域番号 |
18K19052
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研究機関 | 滋賀県立大学 |
研究代表者 |
小林 成貴 滋賀県立大学, 工学部, 准教授 (40595998)
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研究期間 (年度) |
2018-06-29 – 2023-03-31
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キーワード | 原子間力顕微鏡 / 走査型トンネル顕微鏡 / 固液界面 |
研究実績の概要 |
今年度は,前年度まで新型コロナウィルス感染症の影響で未達成であった,力とトンネル電流を同時検出できる水晶振動子をベースとしたセンサを作製し,溶液中でのAFMとSTMの同時イメージングを行うことを目的とした。しかしながら,関東の新型コロナウィルス感染症の影響により,今年度の前半は研究活動に十分な時間を割くことができなかった.また,代表者が8月に埼玉大学から滋賀県立大学に転出したため,実験に必要な器具・装置の移設・準備に時間がかかったため,研究の再開が11月にずれ込んだ.その後,課題のひとつであった同時検出センサ作製における低い歩留まりを改善すべく,特に探針の絶縁コーティング処理の手順をひとつずつ精査し,歩留まり改善の兆しを見出した.
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現在までの達成度 (区分) |
現在までの達成度 (区分)
3: やや遅れている
理由
新型コロナウイルス感染症の影響と代表者の所属機関の変更により,研究活動に支障が生じたため.
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今後の研究の推進方策 |
作製した同時検出センサを用いて,HOPG表面上に形成させた1,3,5-tris-(4-carboxyphenyl)-benzeneの2次元ネットワーク構造のAFM・STM同時観察を実現する.
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次年度使用額が生じた理由 |
今年度に購入する予定の消耗品費,および,学会参加費や論文出版費がコロナの影響と代表者の転出により使用できなかったため,次年度に使用する.
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